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ブサイクな主人公が異世界で大変な目に遭うラノベ・マンガ作品2選

主人公がブサイクな作品は他にもいくつか知っているのですが、今回はその中でも個人的に大好きな作品を2つ紹介したいと思います。

物語の主人公といえば美形が演じるものと相場は決まっていますが、これらの作品は主人公がブサイクでそれ以外の登場人物が美形なんです。

あと共通点としては、2作品とも最初に言語スキルは与えられている、と言うこと。

最初の方こそブサイクが原因でひどい目に遭いますが、それを乗り越え成長していく姿を楽しんでいただければと思います。

月が導く異世界道中

出版社:アルファポリス
原作:あずみ圭
漫画:木野コトラ

「月が導く異世界道中」はヒューマン(人)贔屓の女神が支配する世界に転移させられる物語。

女神の加護を得るにはまず見た目が良くなくてはならない、というすごく歪な世界が舞台になっています。

一部の亜人という言われる種族を除き、女神が滅ぼそうとしている魔族でさえも美形しか存在しません。

そんな世界に、過去に両親が地球に転移させてもらった対価として支払われることになった主人公の「真」。

真はそんな経緯を知らされることなく、いきなり異世界に転移させられます。

作中ではブサイク扱い(亜人よりの顔)なんですが、現代日本では一般的な顔つきなんです。

出典:「月が導く異世界道中」-コミックより

ブサイク(この世界では)と言う理由で‥

・女神には世界の果てに落とされ

・第一村人もとい第一異世界人には悲鳴を上げて逃げられ

・街に入ろうとすると街人総出で迎撃されます(一部誤解ありw)

 

出典:「月が導く異世界道中」-コミックより

序盤はそんな感じで大変な目に遭いますが、タイトルにある「月が導く〜」って事で、日本神話の月読命から破格の加護をもらっています。

その圧倒的な力で、龍やら災害蜘蛛やら行き場を失った亜人たちやらと手を組み、魔族側ともヒューマン側とも手を組まない第三勢力して拡大していきます。

そしてこの世界観を実現しているのはなんといってもこの作品のコミカライズを担当している「木野コトラ」先生。

出典:木野コトラ/min.t-らくがきいろいろより
ヒロインの巴(ともえ)と澪(みお)

絵がね、ほんとに綺麗なんです。

この方なくしてこの作品は成り立たないんじゃないかと個人的には感じております。

この作品はアルファポリスで一部無料で原作のラノベもコミック版も読むことができるのでよければ試しに読んでみて下さい。

ラノベ原作

コミック版

異世界おじさん

出版社:KADOKAWA
著者:殆ど死んでいる

「異世界おじさん」は異世界に転移させられたおじさんが、現代に帰ってきてからの話になります。

17歳の時にトラックにはねられて昏睡状態になり、17年後の34歳に目覚める。

この17年の間に異世界に行って帰ってきたお話です。

異世界の冒険の内容はもとより、空白の17年間の浦島太郎的な話が面白いです。

こちらは「月が導く異世界道中」とちがって主人公のおじさんはちゃんと(?)ぶさいくですw

笑顔までもなんか‥汚いw

 

出典:「異世界おじさん」-コミックより

「異世界おじさん」でのブサイクの迫害はガチめ

・オークの亜種として狩られかけたり

・吊るされたり

・全財産没収の上、投獄‥などなど

出典:「異世界おじさん」-コミックより

こんな醜いとまで言われているおじさんなんですが、好意を寄せてくれる人もいるんです。

それはエルフの王族の少女なんですが、彼女は俗に言う「ツンデレ」さんなんです。

「ツンデレ」と言う概念を知らぬまま異世界に転移したおじさんはその好意に気付かず、夜逃げするように逃げたり、邪険にしたり、お金で解決したりします。

出典:「異世界おじさん」-コミックより

こういうフラグを全てへし折って一人だけでおじさんは現代へ帰ってきちゃったんですけどね。

そのうち押しかけ女房的な感じで、おじさんを追いかけてくる展開もあるんじゃないかなと思ってます。

おじさんの異世界話も面白いんですが、17年間の時代の移り変わりに衝撃を受けるのも面白いんです。

・SEGAがゲームのハードから撤退した話

・こち亀・笑っていいとも!が終わった話

・携帯電話がガラケーからスマホに進化している話‥等々

個人的に好きなのは、おじさんの甥っ子から(タモリさんの)「笑っていいとも!」が終わったと言う話を聞き、年末には(ダウンタウンの)「笑ってはいけない」を見ているというのを聞いた時のリアクション。

『どうしちまったんだよ!タモさん!!

いや、後番組じゃないから(笑)

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